7月20日

ひざが前に出るスクワットで足が速くなる?

 

 

今回は、足が速くなるスクワットと、逆に足が遅くなるスクワットについて考えてみたいと思います。

 

以前にもお話ししましたが、

・ももの前の筋肉を「ブレーキ筋」

・もも裏の筋肉を「アクセル筋」

 

と言い換えることができるので、ももの裏の筋肉を鍛えることが、足を速くするポイントになります。

 

 

そして、ひざをつま先より前に出さないスクワットは、重心が後ろにかかってしまうため、ももの前が鍛えられてしまうことが最近わかってきました。

 

私も、様々なトレーニング動画や、コンテンツを見ては自分の身体で試してみましたが・・・

 

【足を速くする、という目的で】考えると、ひざがつま先より前に出ないスクワットはあまり効果的でないということになります。

 

※あくまでも、足を速くする目的で、ということで、ひざをつま先より前に出さないスクワット自体を否定するものではありません。

 

そして、足を速くする上でもう一つ、とても大切なポイントが

 

「お尻の筋肉量」

 

になります。

お尻を鍛えることによって、蹴る動作のパワーが向上し、スプリント能力の向上が期待できます。

 

そして、お尻を鍛えるための、スクワットで意識して頂きたいフォームが

 

①足の幅は、肩幅の1.5倍程度

 

②つま先は、約30度ほどに開く

 

③重心は母子級(親指の付け根より少し下)に乗せる

 

④手の位置は、股関節の付け根に挟むように置く

 

⑤無理にしゃがみすぎない

 

これらを意識して、お尻やももの裏側を意識しながらスクワットを行ってみて下さい。

 

 

さらに、バーベルをかついでスクワットをする場合・・・

 

ポイントは、背中にバーベルを置く位置です。

 

首のすぐ後ろにバーベルを置く

「ハイ・バー」

 

と、

肩甲骨の上あたりに置く

「ロー・バー」

 

がありますが、

お尻、もも裏に効かせるためには

【ロー・バー】

です!

 

ひざが前に出るか出ないかも大切ですが、上記を意識してスクワットをしていくことで、スプリントの能力向上が期待できます。

 

ぜひ試してみて下さい!

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