「ナチュラル」と「ステロイド」

ステロイドとは

 

筋肉増強剤(アナボリックステロイド)

と言われ、スポーツ界では、ドーピング、禁止薬物の1つとして扱われることが多いです。

 

私も、勉強不足で知らなかったのですが

ボディビルダーの方の中には、このステロイドを摂取している方もいらっしゃるようです。

 

逆に、ステロイドなどを摂取せずに

プロテインやサプリメントとともに、トレーニングで筋肥大、

バランスのとれた身体を作っていくことを「ナチュラル」と言います。

 

※ちょっとややこしいのですが、厳密には

・過去に一度もステロイドなどの薬物を使用していないトレーニーを「ドラックフリー」

・過去に薬物の使用経験があり、現在は使用していない状態を「ナチュラル」

と言うそうです。

ちなみに、抑えておきたい大切なポイントが

 

皮膚治療のための「ステロイド剤」と

筋肉増強の「ステロイド」は

全くの別物だ

ということははっきりさせておきたいところです。

 

 

では、本題の

「アナボリックステロイド」とは?

 

アミノ酸からタンパク質を合成するタンパク同化作用があり

通常のサプリメントなどの摂取と比べて、数倍の勢いで

タンパクの合成を進めてくれます。

 

今の所、飲むだけで筋肥大する成分は存在しないとされています。

筋肉合成のスイッチを入れるためには

速筋繊維に刺激を与えるレジスタンストレーニングしか方法はありません。

 

そして、筋トレを行うにはエネルギーが必要で

筋肉も分解してしまうので、カーボを摂取したり

サプリメントで合成を促進させようとするわけです。

 

 

これだけを見ると、

じゃあ筋肉を大きくしたい、筋トレの効果を最大限に享受したい

と思ったら、テストステロンを摂取した方がいいのでは?

 

という考えに至ってしまいますが

当然、世のトレーニーさん全てが摂取していないのには理由があり、それなりのリスクがあります。

※あくまでも、これまでの経験や体験談、資料を読んだ上での個人的見解です。

 

 

1番のリスクは、やはり副作用ではないでしょうか。

実際に私が使ってみた結果ではないので

文献や、ウェブの情報を元にお話ししていますが

 

男性ホルモンが過剰に増えると

それに比例して女性ホルモンも増えたり

ホルモンバランスの乱れにより

全身の倦怠感や脱力感、精神を病んでしまうこともあるそうです。

また、脱毛や睾丸の機能低下などのリスクも伴うようです。

 

 

そして、副作用がすぐに出るわけではない、というのもポイントです。

実際に摂取してみて、副作用が出ずに

「自分は意外と大丈夫そうだ」と思って

使用し続けていて、取り返しのつかないことになっていた、なんてことも考えられます。

 

 

スポーツ選手は、もともと禁止薬物に対して敏感なところがあるのですが

一般のトレーニーの方は、プロテインと似たような感覚で摂取したいと興味を持ってしまう方もいらっしゃると思いますので

リスクや、副作用についてはしっかりと認識をしておいて頂ければと思います。

 

 

タンパク合成のスピードが違うので、

もちろんトレーニングのメニューの組み方なども変わってきますので、

明日はその違いにについてまとめてみたいと思います。

 

 

 

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