普段、母校でもある、
県立幕張総合高校のサッカー部(幕総サッカー部)で、
GKコーチをやらせてもらっています。
「FC Makuhari」というクラブチーム
(中学生から大人のチームまで)
とサッカー部とが連携を取りながら活動しているのですが・・・
先日、サッカー部の活動の後に
FC Makuhariが
【ブラインドサッカー体験】
というイベントをやっていて、
少し見学させてもらってきました^ ^
アイマスクをして、
実際に目が見えない中で
カラカラと音がするボールや足音
そして、『仲間の声』
を頼りにプレーしている参加者の方々。
FC Makuhariのユース(高校生)の選手も
一緒に体験していましたが・・・
「うちのGKたちにもやらせたい!」
思い切り走ってプレー出来ること
コロナ禍の制限がある中で、
公式戦が開催出来ることが、当たり前の感覚になっている選手たちに、こういう体験はとても大きな刺激になると思いました。
よく、私も選手に
「コミュニケーション!声を出せ!」
とコーチングしますが
声を出せ、と言わなくても、自然と声が出てくる。
声を出さなければ仲間との連携が取れない世界。
先日、弱視のサッカー指導者の方が、
健常者と一緒にサッカーの指導者ライセンスを取得する
という機会があったそうです。
サッカー協会も、弱視の方がどこまでできるのか?
と、注目されていたそうです。
結局、その方は
健常者の参加者よりも評価が高く
満点で合格されたそうなんですが・・・
『皆さんに、
見えてるんですか? 大丈夫ですか?
と声をかけて頂きましたが、
皆さんもプレー中
ボールに集中して、周りが見えていないことがありますよね?
私は、見えない分、音や呼吸など、皆さんが感じない部分の情報を活かして、見てるんです』
と仰っていたそうです。
許可を頂いて、少しだけイベントの様子を
撮影させて頂きました。
私も、このような機会を作れる指導者を目指して
一歩一歩、前進していきたいと思います!