昨日の話の続きになりますが、今度は篤志面接委員面接について・・・
こちらも3ヶ月に1回の感覚で先生にお会いしていました。
この先生がまた、大変ユニークで気さくな方で、大変な刺激になりました。
あんまり言うと、怒られてしまうかも知れませんが・・・笑
下ネタや、先生のお若い頃の面白談などを常に笑顔でお話して下さいました。
このお話に、どれだけ救われたか・・・
中の職員の方は、私の個人的な見解ですが、半数以上の方が、人間として扱ってもらえないようなとても理不尽な環境だったので・・・
その理不尽も、当然受けなけれないけない罰の一つではありますが。
そんな中で、ちゃんと人として、そして対等た立場に降りてきて話て下さる先生でした。
そして、今でも印象に残っているのが、母親についての話。
私が起こしてしまった今回のことで、母は精神的に本当に衰弱してしまっていました。
1ヶ月に1度、遠くから会いにきてくれる母。
面会の旅に、やつれていっているような気がして、とにかく自分のことを責めました。
たまたま、自分の母への想いを口にした時に、先生が仰ったのが、
私も母には苦労をかけた。
いつか、親孝行をする。海外旅行、贅沢なディナー、高級バック、豪華な住まい・・・
いつか、余裕ができたら、親孝行したい。
そう思っているうちに、母は逝ってしまった。
そして、後に残ったのはただただ後悔している自分の気持ちだったと。
なんで、あの時に、食事に連れて行ったり、映画に誘ったりしなかったんだろうと。
だから、冨江くんが今そう思っているなら、社会に戻ったら、大きなことをやろうなんて考えずに、今その瞬間にできることを、少しずつやっていったらいいと思うよ、と。
それで、お母さまは、十分に喜ばれると思うよ・・・
これは、本当に忘れられない。
仕事を再開した初任給、誕生日、クリスマス、イベント以外にも、ふと気が向いたらケーキを買って帰ったり、ランチに付き合って御馳走したり、パソコン、携帯の使い方を教えたりと・・・
先生の言葉のお陰で、今、少しずつですが行動しようと思えています。
3ヶ月に1度だからこそ、一言ひとことに重みがある。
次にお会いするまでに、少しでも自分を高めよう。
次は、どんなお話をしよう。
個人教誨、篤志面接。
本当に、素晴らしい出逢いの機会を頂きました。
また、先生方から伺ったありがたいお話も、少しずつこの場に残していこうと思います。
26.人を喜ばせると自分も喜べる
(ニーチェの言葉)
誰かを喜ばせることは、自分をも喜びでいっぱいにする。
どんなに小さな事柄でも人を喜ばせることができると、わたしたちの両手も心も喜びでいっぱいになるのだ。