ワークアウトをより効率的に!
同じ1回を、より良い1回に!
トレーニングをする方でしたら、誰もが考えることだと思います。
その方法の1つとして、
肩甲骨を動かす意識と重要性
についてお話していきます。
人間の身体の動きは、すべてが連動するような構造になっています。
身体をうまく使ったり、連動させるためには、それぞれの動きで意識するとうまくいくポイント、コツなどがあります。
その一つ一つを意識したり、覚えていくのはちょっと時間がかかりそうですよね。
なので、どの動きに対しても、身体がうまく使えているかの物差しとなるのが
肩甲骨が動いているか
になります。
簡単にイメージして頂ける例えの一つが、腕立て伏せです。
同じ腕立て伏せでも、腕の力で行っている腕立ては、もちろん腕のトレーニング効果を期待できます。
対して、肩甲骨から動かしている腕立ては、腕だけでなく、胸や肩にも刺激が入りやすくなります。
肩甲骨から動かしていくことで、自然と可動域が広がり、負荷がかかる部位自体が多くなるのも理由の一つです。
トレーニング指導をさせて頂いて、よく例えるのが
「背中に一本の棒を背負っていて、その棒を、背中の翼(肩甲骨)で包み込むようにしてあげる」
とお伝えしています。
ベンチプレス、ラットプルダウン、バーベルトレーニングなどの筋力トレーニング。
ランニングやウォーキングなどの有酸素運動時。
今までよりも、少しだけ肩甲骨に意識を傾けて、トレーニングを行っていくと、トレーニング効率が上がっていくと思います。
では、必ず肩甲骨を動かさないといけないの?
という疑問があると思いますが・・・
腕自体にフォーカスしたトレーニングや、逆に肩甲骨をロックして、動かさずに行うトレーニングなどもありますので、あくまでも基本的には、ということになります。
肩甲骨の動きが硬い人は、トレーニング効率が悪いのか、というと、もちろんそんなことはありません。
まずは、意識していくことが大切です!
下記の写真のように、
①四つんばえになって、背中を丸めてから
↓
②胸を張るようにして身体を下に押す
を繰り返して
肩甲骨を動かしていくエクササイズを試してみて下さい!
少しずつ肩甲骨が動くようになり、肩こりの改善にもつながりますよ!