トレーニングの中で、声を出す効果についてお話していきます。
ここで言う、「声を出す」とは、例えば、負荷をかけてベンチプレスを持ち上げる時などに
「フッ」
「ンッ」
とか、
極端に言うと
「ヨイショ」
とか、掛け声をかけることを言います。
例えば、あと一回持ち上がるかどうかの所まで追い込んだ瞬間に、
①何も言わずに
=呼吸を止めて
なのか・・・
②なにか掛け声をかけて
=呼吸を止めずに
①だと持ち上がらないのに
②だと持ち上げることが出来た
と言う検証の結果が出ています。
理由、原因はいくつかあるようですが、私個人的には、
◯勢いがつく
◯力が入りやすくなる
◯タイミングを取れる
が実際にトレーニングしていての、ポジティブに感じている点でしょうか。
これは、ワークアウトのシーンに限らず、サッカーのプレー中や、生活の中においても同じことが言えると思っています。
重い荷物を持ち上げる時、無意識に
「ヨイショ」
とか
「せいの」
とかって言うのは、身体に準備をさせようとしたり、力を入れるタイミングをとっているんですね。
これが、ワークアウトに応用することで、トレーニング効果を高めることが出来るんです。
トレーニングのエクササイズ中や、ストレッチの最中に、「呼吸を止めないように」と言う掛け声は、トレーナーから度々聞こえてくる声だと思いますが・・・
こういった小さな事を、拘って、意識的に積み重ねていく事で、結果的に大きな成果を出すことが出来ると思います。