チンニングの注意点その②
前回、懸垂でレップとレップの間は、一度腕を伸ばし切った方がいいのか、伸び切る直前で次のレップに進んだ方がいいのか、というお話しをしました。
今回は、腕ではなく、背中に効かせるために意識すると良いポイントについてお話ししていきます。
そもそもチンニング(懸垂)って、広背筋に効かせることができるのがメリットのトレーニングです。
懸垂のイメージは、腕や肩のトレーニングのイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、実は広背筋がメインです。
広背筋は、背中全体、首の下あたりから、腕、腰などへと繋がっている大きな筋肉です。
大きな筋肉、ということは、鍛えて筋肉がつけば、代謝が上がり痩せやすく太りにくい身体を作るためにも重要なトレーニングと言えます。
まず・・・
足を後ろで組むかどうかですが
私個人的には、組まない方がいいと思っています。
足を後ろで組んでしまうと、背中の自然なアーチ(曲線)が崩れ、反りすぎの原因になってしまうからです。
背中にしっかり効かせるには、姿勢が大切です。
猫背になってしまうのもまたよくありません。
猫背にならないために意識すると良いのが、
・顎をバーより上げなくてもOK
・肩甲骨を寄せ、ひじが腰骨に向かっていくように「ひじを斜め後ろに引く」
この2つです。
私は、背中全体の筋肉を感じながら、ぎゅ〜っと、背中の真ん中あたりに筋肉が集まってきているイメージで行っています。
サポートしてくれるトレーナーやパートナーがいれば、背中を触ってもらって意識するポイントを感じるのもありです。
ぜひ、意識して試してみて下さい!