海外でサッカーをしてみたい。
私が子供の頃は、海外サッカーと言っても、三浦カズ選手がブラジルで、風間さんがドイツで活躍されていたという情報くらいでした。
93年、小学4年生の時にJリーグが開幕して、プロサッカーが現実味を帯びてきて・・・
プロサッカー選手になりたい!という目標よりも、海外サッカーにチャレンジしてみたい、という目標の方が、私の場合はタイミングとしては少し早く芽生えていたのだと思います。
ジェフ市原アマチュアを退団して、目標であった海外サッカーへのチャレンジを実現した訳ですが・・・
今考えても、本当に無謀な挑戦だったなと。
今、ドイツサッカーにチャレンジするという好青年にドイツのことを少し聞かれたりして、当時の事を懐かしく思い返しています。
中には、Jリーグで活躍して、オファーがきている訳でもないのに、海外にいきなり飛び込んで通用するはずがない、との意見も耳にします。
その通りだと思います。
私も、行く前も、帰ってきてからも散々言われました。
海外挑戦から約17、8年が経った今は、少し考え方が変わってきています。
今は、全く畑違いの仕事をさせてもらっていますが、当時の経験は本当に財産であり、今の仕事や、人生にも糧になっています!
活躍出来た訳ではありませんが、行ってよかったと今でも思いますし、後悔はありません。
ただ・・・
当時はもちろん、絶対に通用する、という気持ちしかありませんでした。
その時に、本気で絶対に成功して、活躍してやる!と思って、チャレンジしたからこそ、結果としてその経験が今に活きているのではないかと思います。
最初から、たとえダメでも、経験頼りで行ってもいいのではないか、ということではありません。
だから、私は今では、チャレンジしたいという想いがあれば、積極的に挑戦した方がいいと思っています。
もちろん、人生、どこでどんな結果が出るか、誰にもわかりません。
ただ、チャンスを掴む人の共通点
【目の前に、チャンスが転がってきた時に、いつでも掴める準備が出来ている人にしか、チャンスは訪れない】
だから、毎日の努力、継続が大切だと思います。
若い、現役の選手が挑戦しようとする姿を見て
ステージや、内容は違ど、結果を出すために、自分も常に、チャンスを掴む準備を継続したいと思っています。
10.自分を遠くから見てみる
(ニーチェの言葉)
おおかたの人間は、自分に甘く、他人に厳しい。
どうしてそうなるのかというと、自分を見るときにはあまりに近くの距離から自分を見ているからだ。そして、他人を見るときは、あまりにも遠くの距離から輪郭をぼんやりと見ているからなのだ。
この距離の取り方を反対にしてじっくりと観察するようにすれば、他人はそれほど非難すべき存在ではないし、自分はそれほど甘く許容すべき存在ではないということがわかってくるはずだ。