5月2日

「アクセル筋とブレーキ筋」

欧米人と日本人の体の違いについて

 

ドイツで実際にサッカーをプレーして、すごく不思議に感じたのが

 

「なぜこいつらは、こんな動きができるんだ?」

 

と言う素朴な疑問でした。

 

私は、日本では体は大きい方だったのですが、そんな私よりも

 

体は大きくごつく、そして俊敏に動ける

 

選手がゴロゴロいる・・・

 

これが身体能力の差というやつか。

 

身体の筋肉のつき方などを見たり、勉強してわかったことですが、答えは

 

【筋肉のつき方】

が違ったようです。

 

欧米人は、アクセル筋と言われる、身体の後ろ側の筋肉が発達している。

対して、我々日本人は、ブレーキ筋と言われる、身体の前側の筋肉が発達している。

 

◯アクセル筋

背筋・お尻・もも裏・ふくらはぎ

 

◯ブレーキ筋

腹筋・もも前・すね

 

 

この差は、一説によると祖先の文化、遺伝の影響もあるそうです。

 

日本人は、農耕民族で田んぼ畑仕事に前かがみの姿勢が多く、畳に座り、トイレも和式・・・

 

欧米は、机と椅子での生活に加えて、正座の姿勢などの習慣はなく、トイレも座式・・・

 

この生活習慣の差が、身体の骨格や筋肉のつき方の差になっていったそうです。

 

今でこそ、日本も生活スタイルはかなり変わりましたが、今変わったからすぐ身体が変わる、と言える程DNAの影響力は甘くないようです。

 

SNS関係でも、腹筋を割るようなメニューが多く取り上げられていますが・・・

合わせて背筋などの後ろ側も鍛えてバランスをとってあげなと、腹筋だけが強くなると、身体が前に伸縮で持っていかれ、猫背になってしまう可能性もあります。

 

そして、難点なのは、

 

ブレーキ筋は割と鍛えやすいしメニューも豊富ですが、

 

アクセル筋は鍛えるのが比較的難しく、メニューもブレーキ筋ほど多くはない

 

というところです。

 

身体の後ろ側の筋肉

アクセル筋、ぜひ意識してトレーニングに取り入れてみて下さい!

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