ひざを出さないスクワット、間違っているわけではない
スクワットにもいろいろな種類がありますが、最近のトレンドで
「ひざをつま先より前に出さない」
というフォームを重視されますが・・・
これは、ひざがつま先より前に出るスクワットが間違っているというわけではなく
効かせる場所が変わるだけの話です!
では、なぜ近年スクワットはひざを前に出さないフォームが推奨されるのでしょうか。
答えの一つは
【もも裏、お尻】
に効かせやすくなるから
そしてもう一つが
【ひざに負担がかかりにくくなる】
だと思います。
しかし、もも前の“ブレーキ筋”を鍛えようと思ったら、スクワットは逆にひざを前に出していく必要があります。
また、片足でのスクワットも
ひざをつま先よりも前に出さずに行うのはかなり難しいです。
大昔の話になってしまうかもしれませんが・・・
「ウサギ跳び」
というトレーニング(罰則?)がありましたが
やりすぎてひざを痛めてしまう若者が多く出て問題になりました。
ひざが前に出るスクワットもフォームとしては似ていますが・・・
回数やフォームさえ間違えなければ、下半身のトレーニングとしては高い効果を発揮すると私は思っています。
特に、ジャンプ力アップや、ターンの素早さを養うにはもも前の筋力も大切になってくると思います。
大切なのは、
【どこの筋肉に効かせたいのか】
【どんな筋肉や、動きを習得したいのか】
だと思います。
そして、しなやかな動き、筋肉を手に入れるには、沢山の種目のトレーニングを総合的に行う必要があると思います。
ひざをつま先より前に出さないスクワットは、
より、もも裏やお尻に効かせたい時に意識して行ってみて下さい!