ステロイドを摂取してのトレーニング方法

テロイド使用のリスクについて、昨日はお話ししましたが・・・

 

今日は、ステロイド使用時と、ナチュラルのトレーニング方法や頻度の違いについてまとめてみたいと思います。

 

※私は、ステロイドを使ってのトレーニングを行った経験はないので、あくまでも経験談や、文献、Webでのリサーチを元にお話ししています。

やはり、メインのテーマとなるのは

タンパク質の合成の違い

ではないでしょうか。

 

 

筋肉がどのようについていくかを考えると

 

筋タンパク質が、より速く、長く、多く合成されれば

それだけ筋肉が沢山ついていくということになります。

 

筋肉は、通常の状態で

 

タンパク質の合成と分解を繰り返して、一定の状態を保っているので

 

筋トレをしていない人でも、急に筋肉が落ちることはないわけです。

 

 

そして、ステロイドなどのユーザーは

24時間タンパク質合成のレベルが高い状態を保てるので

トレーニングの成果が出やすくなるわけです。

 

ナチュラルの状態だと、身体の構造上

筋肉が急激についたり、落ちたりしないようにコントロールされているわけです。

 

これは、ホルモンのバランスの関係などから

通常は健全で必要な身体の状態です。

 

ナチュラルは、筋トレによって

タンパク質の合成のスイッチを入ればければならないところ、

ステロイドユーザーは、極端に言ってしまうと、その必要がなくなるわけです。

 

 

ですので、ナチュラルでは基本的に

トレーニングのボリュームが多すぎず、少なすぎずの

適切な量、時間を考えなければなりません。

 

しかし、ステロイドユーザーは

あまり回復の時間などを考慮せずに

トレーニングをし続けても、筋肉に栄養が運ばれさえすれば

筋肉がついていく状態であると言えます。

 

オーバートレーニングにもなりにくい状態となります。

 

 

 

ストレスホルモン「コルチゾール」

コルチゾールは、トレーニーの大敵、と言っても過言ではないストレスホルモンです。

 

しかし、ステロイドユーザーにとっては、このコルチゾールの影響を考慮せずに済む、と言えます。

 

コルチゾールは、筋肉の成長を阻害し、分解を促進してしまいます。

 

コルチゾールの働きは、蓄えられたエネルギーを筋肉の活動のために動員させてくれるわけですが、トレーニングの負荷が高くなると、その分コルチゾールが増えてしまいます。

 

そのために、トレーニーはトレーニングの量をコントロールしなければならないわけです。

 

ステロイドユーザーは、トレーニングの量を気にせずにトレーニングをしていても、あまり問題がなくなるということになります。

 

 

 

トレーニングの特徴

 

ステロイドユーザーのトレーニングは

ナチュラルの、ギリギリまで追い込むようなトレーニングメニューの組み方はしないのが特徴の1つかもしれません。

 

トレーニングで、アミノ酸を筋肉に運んであげれば

筋タンパク質の合成が行われ、どんどん成長していくので

重いものを扱って怪我をするリスクを避けたり

長時間トレーニングを行うことを目的とするためです。

 

ナチュラルのトレーニングメニューでは

回数を多くするトレーニングメニューを組むと

それだけコルチゾールも増えてしまうリスクを考えなければならないという特徴があります。

 

逆に言うと、女性の方に筋トレをシェイプアップにつなげるために、レップ数を多いメニューを推奨するのはこのためです。

 

ステロイドユーザーが、高レップ、低負荷トレーニングを行うのに対して

ナチュラルは、低レップ、高負荷トレーニングでグリコーゲンの節約を行いながら、短い時間で強度の高いトレーニングを行い、トレーニングの効果を高める必要があると言えます。

 

 

 

結論として、簡単にまとめると

ステロイドユーザーの方は、

低負荷、高レップでのトレーニングを

48時間の回復を待たずとも、トレーニングを行える

 

ということになります。

しかし、もちろん人としての限界がありますから

トレーニングを行うための最低限の

身体の回復に努める必要はあります。

 

トレーニング以外の身体への負担も大きくなるので

まずは短期間行ってみて、ご自分の身体に合うかどうかを試してみることをおすすめします。

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