毎回、「今日はこういう目的で、こういう練習をやろうかな」と準備しています。
でも・・・
選手である子ども達が
「とみコーチ、今日は〇〇やりたい!」
と言ってきたら
思い切ってプランは辞めて
子ども達のやりたい練習に切り替える!
時に、計画してきたトレーニングをやり切ることも大事!
しかし、時に「今、子ども達が一番モチベーションの高いトレーニング」をやることをとても大切にしています。
1種、2種年代にもなってくると
選手がやりたいこと、などと言っている場合ではないかと思いますが、4種年代の子ども達は、やりたくない練習を我慢してやっても集中は続かないですし
なにより、『やりたいっ!』と思うことは、その練習が、吸収、習得する最高の準備が出来ている状態、ということになると思うんです。
やりたい、が、わがままになってないか、そこの見極めもポイントだと思います。
以前、FC深谷、大宮アルディージャのスクールコーチをやらせてもらっていた頃に
尊敬する指導者の方とサッカーについて熱く語り
教えすぎない
について話していたことを思い出します。
複雑なシチュエーションを作って・・・
難しい技術にばかりチャレンジさせて・・・
手本も見せずに、やってみろ、の一言で・・・
こういったことは、指導者のエゴというか、自己満足な部分が多いのではないかと思うんです。
本当に良い指導者は
選手が成長する邪魔をしない
流れる河の流れを止めずに、流れ続けるサポートをする。
一方で、難しいトレーニングへの挑戦や、単純なトレーニングの反復、繰り返しから、その先に大きな喜びを得ることが出来ることも沢山あります。
努力する才能を培うサポートも指導者の仕事。
子ども達のモチベーションと、目の色、顔つきをよく見ながら
精一杯成長を止めないように頑張りたいと思います。