筋トレのスピード 「ゆっくり」は間違い?

筋トレって、イメージ的に

 

「あんまり速くやり過ぎるとよくないのでは?」

というイメージを持ってらっしゃる方が意外と多いんだなと思う出来事がありました。

 

結論、

そんなことはありません!

 

今日は、筋トレ時の動作のスピードと

筋肥大の関係についてまとめてみたいと思います。

筋肉は大きく分けて

速筋と遅筋の2種類に分かれる

と言われています。

 

・すばやく収縮出来るため、一瞬の力を発揮する時に使われる速筋

・ゆっくり収縮するので、強い力は発揮出来ませんが、一定の力を長時間発揮出来る遅筋

 

そして、ウェイトトレーニングなどに使われる筋肉は、主に速筋になります。

 

ここまでお話しすればお分かりかもしれませんが

筋トレで、ゆっくりと行うとアプローチされるのは、遅筋になります。

 

一瞬で発揮出来る力を鍛え、筋肉を大きくするためには

正しいフォームの中で、“速く”行う必要があります。

 

 

では、

どのくらいのスピードがベストなのか?

 

ポジティブ動作とネガティブ動作を合わせて

 

8秒以内に設定しないと筋肥大効果は高まらない

ということが、科学的にも証明されています。

 

8秒と言うと、結構時間があると感じますが

8秒以内です。

 

例えば、上腕二頭筋を鍛える、カールの動作で考えてみると

ポジティブ動作、ネガティブ動作合わせて

2秒に設定することで、最もトレーニング効果が高まる

 

と言われています。

 

 

この理由は、

このスピードでの動作が、筋肉の中にある筋繊維を

沢山使うことが出来るからです。

 

 

ゆっくりやったほうがいい、というイメージが自然とついてしまう理由は

私の個人的見解では

 

・スピードを上げると、フォームが崩れやすくなってしまうから

 

・勢いを利用して行うようになってしまいやすいから

 

ではないかなと思います。

 

サッカーでも、ドリブルのスピードを上げると

ボールをコントロールするのは難しくなります。

 

筋トレも、動作のスピードを上げると

正しいフォームで行うことは難しくなります。

 

種目や目的によっても変わってきますが

トレーニングのスピードとフォームの関係

ぜひ、振り返ってみて下さい!

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